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胸鎖乳突筋検査法

ある条件を与えて胸鎖乳突筋が緊張するか緊張しないかを調べる方法である。

条件の組み合わせによって針灸や漢方薬等の複雑な診断もできる。経絡の中を流れる(東洋医学で扱う狭義の気)だけでなく、体外の気や物質的生命体(身体)を伴わない霊気(霊)まで胸鎖乳突筋検査法ではその対象となる。


基本的事項

検者の胸鎖乳突筋を調べる場合

被検者の手掌に様々なものを載せ、検者の片手を被検者に向ける。この状態で検者は自分の胸鎖乳突筋の緊張を調べる。

そのものが被検者にとって不適当な刺激であれば、検者の胸鎖乳突筋は緊張する。不適当な刺激でなければ、検者の胸鎖乳突筋は緊張しない


検者の胸鎖乳突筋を調べる方法
右手を用いる場合には左の胸鎖乳突筋を調べる。胸鎖乳突筋を拇指と他の4指で軽くつかむようにしてその緊張状態を調べる。

検者は立位でも坐位でもよい。背筋を伸ばして力まず頸部も自然に伸ばした状態で、顔は正面を向く。顔面の左右旋で胸鎖乳突筋の緊張は変化するので、顔面の左右旋があれば正しい判定は困難になる。自分の身体がどのような姿勢であるか正しくイメージできねばならない。

初めのうちは自分の向かっている方角によって検査が容易あるいは困難になることがある。東・東南・南・西南・西・西北・北・北東の八方向で検討してみる。


練習方法
様々なものを自分の手掌部に載せて自分の胸鎖乳突筋の緊張を調べる。

ナフタリンや猫いらずなどの毒物で胸鎖乳突筋の緊張を調べる。
食品を手掌に載せて胸鎖乳突筋の緊張を調べる。
適応漢方薬を調べるために、漢方薬を手掌に載せて胸鎖乳突筋の緊張を調べる。

以上の方法で胸鎖乳突筋の緊張と弛緩が判定できるようになれば、臨床的に様々な診断が出来る。しかしさらに高度な診断のために。


音素診断

音素とは診断の条件設定のために活用される言葉で、検者間の意味するものの統一用語。検者が音素を発音ないしは意識し、胸鎖乳突筋の緊張の状態を調べる。


筋緊張の条件づけ

音素診断では、音素が診断の条件に合致したときに胸鎖乳突筋が緊張すると条件付けしてもよく、逆に緊張しないと条件付けしてよい。予めどちらかを明確に意識して条件付けをしておく。

更に音素診断のみでなく、手掌にものを載せる場合でも、適応刺激であれば胸鎖乳突筋が緊張し、不適当刺激であれば弛緩すると条件付ければその通りになる。


診断経気

通常の古典的な針灸では証決定に於いて望聞問切の四診が使われる。気診では脈診など、診断や治療に関する情報を診断経気により得ることが出来る。


気と胸鎖乳突筋検査法

正気の異常

気が及んでいる範囲内に手をかざしたときには胸鎖乳突筋は緊張しないと条件を設定する。そしてかざした手を体表面より遠ざけながら、検者の胸鎖乳突筋が初めて緊張するところを調べる。正気が虚しているときにはその距離は小さく、正気が充実しているときには距離が大きい。


異質な気

体表面から発散している異質な気を認めることがある。そこへ手をかざして調べると胸鎖乳突筋は緊張する。異質な気とはその人の固有の気ではなく、物質的生命体を伴わない波動的生命体の寄生現象と考えられる。このような異質な気の寄生現象があると、その人の正気は衰える。この異質な気の寄生現象を霊障という。


時空間を超越した気の診断

気はある種のエネルギーであり、物質なら当然受けるはずの時空間の制限を受けない。遠く離れている人の写真あるいはその人をイメージして、胸鎖乳突筋検査法を用いれば針灸や漢方の診断治療ができる。

また昼間診療している患者が夜中に症状が憎悪すると言う場合、昼間の治療を終えた後で夜中の気の状態にして診療できる。このように時空間の制約を超えた診療が出来るのも気の特徴であり、その際は胸鎖乳突筋検査法が役に立つ。



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